KATSURASELECTION柔らかな、余韻。和紙。はかなくもしなやかな、その、日だまりに映える、淡い華やぎ。ほのかに光沢を帯びたそのかぎりない気品は、確かな存在感で、私たちにある気高さを伝える。山間の和紙の里では、冴え渡るような静謐さのなかで自然の素材が、風に晒され、清冽な水を潜り抜け、人の手に導かれて滑らかに混ざり合い、次第に和紙としての姿を現す。水と自然と人の温もりによって織りなされるその柔らかな余韻は、対峙する人の心に温かな灯をともす。